moonyan’s blog

カードゲーマーだった人間らしきものの雑記。最近は麻雀・Football Manager・パワプロ・プロスピなど。

Football manager 2022戦術:4-4-2(アトレティコ風味)

以前からずっとやってみたかったFootball manager 2022ですが、リリースと同時にかなりはまってしまい、その他のゲームが手につかなくなってしまいました。(中毒)

ここ1か月くらい研究していた4-4-2システムがある程度形になったので、公開してみたいと思います。

ところどころで僕自身の研究による役割の違いや印象も紹介しています。

 

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フォーメーション及び戦術設定

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メンタリティによる違いの印象は、

ポジティブ・攻撃的にすると

・攻撃時→ディフェンスラインからしっかりボールを回してボール保持を維持する
・守備時→よりプレスやタックルが増え、ボール奪取を目指す

慎重・守備的にすると

・攻撃時→素早く前線にボールを回し、攻撃を素早く完結させることを目指す
・守備時→プレスやタックルが減り、侵入されないことを目指す

といったところです。

今回はカウンターもポゼッションもどちらも目指し、守備時はディフェンスラインを保ってのボール奪取を目指すため、どっちつかずの「バランス」としました。

また、ポゼッション攻撃時には配置の変換を目指していますが、可変システムはFMには実装されていませんので、個人への設定でポジションを移動することを目指しています。

基本フォーメーションは守備時の形だと思っているので、4-4-2ブロックをスタートポジションとしています。

参考にしたのは昨年度のアトレティコ・マドリードです。

 

攻撃設定

ポジティブトランジション→カウンター
ポゼッション→3-1-5-1(2-2-5-1?)などへの可変

 

基本は中盤でボールを奪ってのカウンター狙いなので、「カウンター」を設定し、ポゼッション時の設定も素早いカウンターを目指すように「テンポは速く」「スペースにパスを出せ」などを設定しています。また、カウンター時は役割を忠実に遂行してほしいため、「もっと自分を抑えろ」にしました。また、シュートの精度を上げるため、「エリア内に持ち込め」を設定しています。

カウンターで一気に攻めきれなかった際は以下のように可変し、ポジショナルな攻撃を指向します。

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LCB-RCB-RSBによる3バック化+DLP1人による後ろのビルドアップ隊を形成し、攻撃陣はLSB-LSH-ST(STCR)-RCM-RSHの5人による5レーン攻撃+CF(STCL)を1トップに据える3-1-5-1になるのが目標です。

各ポジションの役割・設定については後述。

 

守備設定

ネガティブトランジション→撤退して4-4-2のライン形成
守備フェーズ→4-4-2の3ラインミドルブロック

 

4-4-2にする理由が3ラインブロックを作ることにあると思うので、「カウンタープレス」ではなく「立て直せ」を設定しています。
その際、ブロックはハーフウェーライン付近に作ってほしいが、縦に狭い陣形を作り前後に間延びしてほしくないので、プレス開始のラインは「低く」、最終ラインはカウンターを警戒しての「標準」にしました。(最終ラインはCBの走力に応じて「高い」もあり)

そして、中央を固めてサイドにボールを誘導するため、「相手に外側でプレイさせろ」を選んでいます。

また、ボールの奪いどころは
①相手が中央を回避し、サイドハーフorサイドバックにボールを回したところ
②中盤と最終ラインの間に無理やり縦パスが入ったところ
にしています。

それ以外の部分ではディフェンスラインの維持を目的とし、無理にボールを奪いに行ってブロックを崩してほしくないため、「立ったまま当たれ」を設定し、上記の位置にボールが入ったところで強いプレス→ボール奪取を狙うよう、相手への対応は以下のように設定しました。

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(GKへの設定はなし、逆足設定は任意)

ボールの奪いどころであるサイドの選手にプレスと激しいタックルを、中央のCM、ACMにはタイトマークとプレス、激しいタックルを設定しています。サイドにタイトマークをつけていないのは、サイドと中央の間が広がるのを防ぐためです。

 

個人設定

GK

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ポゼッション攻撃やCBのビルドアップが手詰まったときにいったん後ろへ戻す選択肢の一つとなるよう、SK-Sを設定しています。

 

CB

RCB

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LCB

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LSBが攻撃参加、RCBはやや後ろに残るということで、LCBには「サイドに残れ」を設定して3バックに近い形を形成することを目指しています。また、どちらのCBも攻撃時に上がることを抑制するため、「リスクを減らせ(CB)」「ドリブルを控えろ(BPD}」を設定しています。

 

LSB

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守備時は左サイドバックとして、攻撃時は左ウイングとして攻撃参加を求めるポジションです。

攻撃時は大外からのクロスを求めるため、「サイドに残れ」「クロスをもっと上げろ」「シュートをもっと控えろ」、カウンター時にボールを運んでもらうため「ドリブルをもっと使え」を設定しています。

FM上でSBとWBの違いは、

SB→攻撃参加の”権利”があり、設定がなければ中央のボール回しにも参加する
WB→オーバーラップの”権利”(サポート)/”義務”(攻撃)があり、原則大外を担当する

という印象を持っています。

そのため、LSBにはWB-Sを設定し、一つ前のLSHの動向次第でオーバーラップを仕掛けてもらえるようにしています。

また、サイドに追い込んだ守備ではボール奪取を担当するため、「タックルを強めに」を設定しています。

 

RSB

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攻撃時には3バックのRCBを担ってもらいつつ、右サイドの攻撃のサポートのため前進する権利を持つため、SB-Sで「ポジションを保て」「中央に絞れ」「中央へドリブルしろ」を設定して、中央に絞ることを求めています。

守備時においてはLSBと同じなので、「タックルを強めに」を設定しています。

ちなみに、SB-DにするとDCMぐらいの高さまでしか上がらないのでよりRCB味が増します。その際はRCMをCM-Sにしたほうがボール回しがスムーズになるように思います。

 

LCM

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攻撃時にはアンカー・レジスタといった攻撃の司令塔を担い、守備時には縦パスを受けた相手の中盤を潰す働きを担います。

タスクが守備ではなくサポートなのは、守備だとCBに近い位置に下がってしまい、フラットな中盤のラインができなかったためです。

相手の中盤を潰すため「タイトにマークしろ」「タックルを強めに」を設定し、攻撃時はカウンターのため前線またはLSBにボールを渡す球離れの良さを求めて「ドリブルをもっと控えろ」を設定しています。

よりカウンターを中心にするのであれば、BWM-Sにするのもありだと思います。

 

RCM

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攻撃時には5レーン攻撃の一員になるために前進することができ、守備時は中盤のラインの一部となり相手の中盤を潰す役割を担います。

BBM-SとCM-Sの両方を試したのですが、違いは
BBM→攻撃時は前進し、守備時には下がってくる”義務”がある、”動く”ことでサポートする役割
CM→攻撃時は前進する”権利”がある、”動かない”ことでバランスをとる役割
だと感じました。

そのため、よりバランスをとるならCM-Sにすることも選択肢に入ります。

設定は「もっと前に出ろ」で攻撃参加を、「ドリブルをもっと控えろ」で球離れの良さを、守備時には「タイトにマークしろ」「タックルを強めに」で相手中盤を潰すようにしています。

 

LSH

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攻撃時には左ハーフレーンに入るために中央に絞って攻撃的ミッドフィルダーの役割を、守備時にはサイド守備を担当します。

LSBのオーバーラップを促すため、「中央に絞れ」「ポジションを離れていい」を設定して内側にポジションをとり、「クロスをもっと減らせ」でスルーパスなどによるアシストを求めます。配置する選手によっては「シュートをもっと打て」を設定してもいいと思います。

守備時にはSBと協力して相手のサイドバック/サイドハーフ/ウイングなどからのボール奪取を狙うため、「タックルを強めに」を設定しています。

その他の選択肢としてはWP-Aにすることもできます。

WP-Aにするとより攻撃的ミッドフィルダー味が増しますが、適正を持つ選手が限られてきます。

また、WP-Sにすると斜め前ではなく、真横に絞るため、どちらかというとインサイドハーフのような役割になるので少し違う気がします。

 

RSH

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攻撃時に右サイドで幅をとり、守備時にはサイド守備を担当します。

ウイングの役割ではありますが、最終局面では内側に絞ってきてシュートを狙ったり、カウンター時にはドリブルで内側に侵入することもあるため得点も狙えます。

守備時にはSBと協力して相手のサイドバック/サイドハーフ/ウイングなどからのボール奪取を狙うため、「タックルを強めに」を設定しています。

その他、このポジションには利き足によってIW-Aを配置することもできます。その際は、「サイドに残れ」を設定して5レーンの右外を担当できるようにしておきましょう。

 

STCR(ST)

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攻撃時には中盤とCFをつなぎ、時には自分での得点も狙うポジションです。

ポゼッションを保つために自由を許されている(求めている)ポジションなので、「ポジションを離れていい」をセットし、得点を狙うため「スペースに飛び込め」「シュートをもっと打て」を設定しています。

守備時にはプレス時にCBまたはDCMへのマークを担い、相手のボール回しを阻害することを目的として「タイトにマークしろ」を設定しています。

DLF-SとF9-Sの違いとしては、

DLF→基本的に1.5列目での左右の動きが多く、中盤からのボールを前線につなぐ”10番”寄りの役割

F9→基本的には1列目と2列目の間での前後の動きが多く、中盤とのボール回しだけでなくチャンスがあれば自分がストライカーとなる”9番”寄りの役割

のように感じます。そのため、この位置に配置する選手に得点も求める場合はF9のほうが適当だと思いました。

 

STCL(CF)

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基本的に得点を求める純粋なCF的な役割です。また、守備時には相方同様、プレス時にCBまたはDCMへのマークを担い、相手のボール回しを阻害することを求めます。

そのため、攻撃時には中央に張り、カウンター時には自分で得点まで持っていけるように、「ドリブルをもっと使え」「シュートをもっと打て」を設定し、守備時は上記同様、「タイトにマークしろ」を設定しています。

このポジションにCF-A、PF-A、P-Aなどを選ぶこともできますが、

CF-A→より相方にも得点チャンスを作れるが、前への意識が少し弱くなる
PF-A→守備時にCBからボールを奪取できるチャンスができる。
P-A→相方や2列目の選手にスペースを提供できる一方、ポゼッションや守備時の強度が少し下がる

といった変化があるかと思います。

 

まとめ

まだまだ詰められるところはあると思いますが、個人的にはそこそこ満足のいく戦術ができたと思います。

何よりも戦術を考えている間が楽しいですね。

今のところはセリエAユベントスでこちらの戦術を使っていますが、いずれ本家のアトレティコでも使ってみたいものです。

それでは。