moonyan’s blog

カードゲーマーだった人間らしきものの雑記。最近は麻雀・Football Manager・パワプロ・プロスピなど。

麻雀初心者が2度の降段を経て雀豪2になった話③(初心者向けの学習)

こんにちにゃ。むぅです。

前回(麻雀初心者が2度の降段を経て雀豪2になった話②(3度目の昇段、そして) - moonyan’s blog)の続きに行きましょう。

今回は麻雀を始めるにあたって、自分の経験から考えた学習・プレイ方法についてです。

 

麻雀への取り組み・思考について

最初から麻雀の内容と関係ないのですが、麻雀は「選択」のゲームである以上、目の前の情報の処理の仕方にプレースタイルは左右されると思っています。

ということで、それの参考として考えたのが「うさ脳診断」

論理vs感覚-うう脳、うさ脳、ささ脳、さう脳の違いとは?

です。

 

ちなみにぼくは「うさ脳」タイプなので、直感でとらえ→論理で処理というタイプです。

なので、おそらくデータ的なものを覚えるのはあまり得意ではなく、実戦などをこなして直感で判断できるだけの経験を蓄積した結果、現在の判断をするようになったタイプだと思います。

 

仕事・学習などいろいろな事項に対して活かせると思っていますので、興味があったら参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

その他、ぼく自身の性格としては以下の記事を参照していただければおおむねわかるかと思います。

hsmoon.hatenablog.jp

 

端的にまとめれば

・コミュ弱ひきこもりタイプ

・一人でじっくり考えるのが好き

・独創的な発想に惹かれる

みたいなやつです。

 

以下の内容は、そういったタイプの人間の考えだということを前提にお読みください。

 

 

学習編

では、自分自身がこれまで麻雀を始めてから、やってきたことの中から初心者に「お勧めしたいこと」「お勧めしないこと」をあげていきたいと思います。

 

ぼく自身読書が好きなので、本は20冊弱買って読んでいます。1回読んだだけのものもあれば、最後まで読み切っていないものもありますし、だいぶ前に読んだのでもう内容をほとんど覚えていないものもあります。

 

その中でいくつかレビューをすると、

「麻雀技術の教科書」シリーズ(攻撃・守備・何切る) おすすめ

我らがU-NEXT Pirates、小林剛さんと同じ麻将連合の井出洋介さんの共著です。

図も大きく、納得のいく説明もついているので初心者向けの本だと思います。

攻撃に関する本は手役や受け入れ、鳴きに関する内容を総合的に扱っているので、各種攻撃についてはまずはこれを一冊読むといいと思います。

守備に関する本はスジ・ノーチャンスなどの知識からしっかり学べるので、守備に関する総合的な知識を得られると思います。

最新作の何切るはテーマごとに問題が区切られているので、答えの選択にややバイアスがかかってしまうという点がありますが、今の自分の麻雀スタイルの一助になったと思っています。

 

ウザク本シリーズ(何切る赤・青・牌効率本など) 初心者には難しいと思う

誰しもがお勧めする本です。何切る本についてはわずかな牌姿の差を考える練習になり、牌効率本については牌効率の網羅的な内容になっているので素晴らしいと思うのですが、麻雀始めたての人には難しいと思います。ぼくも未だに内容は消化(理解・暗記)しきれてません。それでいいのか雀豪。

 

「麻雀鳴きの教科書」 個人的にはおすすめ

麻雀クリエイター兼Youtuberの平沢元気さんの本です。

自身も本でおっしゃっているように、「鳴きの判断は強者でも分かれるので、結論が出しにくい」「だから鳴きに関する本が少ない」とおっしゃっていました。

現状では鳴きには答えがないと言われているため、初心者には必須の本ではないと思いますが、面前リーチが打てるようになったら次はこの本を読んで「鳴き」の勉強をしてもいいと思います。

個人的に一時期鳴きが増えすぎた(副露率50%前後)時期に一般の基準を参考にすべく、買って読みました。鳴きの精度は上がったと思います。

 

「読み」に関する本 初心者にはおすすめしない

「読み」が使えるとかっこいいですよね。ですが、実際に読みに頼る場面は少なく、絶対的な評価を覆すことは少ないと様々な本に書いてありました。

ぼく自身も今のレベルでは全然使いこなせていないので、後回しでいいと思います。

 

動画 手軽でおすすめ

直接リンクを張るのは控えますが、「うに丸麻雀ちゃんねる」「平沢元気麻雀ch」あたりはよく見ました。本を読むのに抵抗がある人も、動画だと手軽に手を付けられると思いますし、講義系の動画は十分参考になると思います。

実戦は流し見しているだけで楽しいです。

 

実戦編

攻撃

ぼく自身は鳴きが多く、今の今まで鳴き散らかして育ってきましたが、牌効率が悪い時点では鳴いても先制をとれず、苦しいイーシャンテンで他社のリーチに降りれなくなって放銃、というパターンも多かったと感じています。

「麻雀は面前から」はおそらくほとんどの人にとって正しい入り方でしょう。

 

そのため、おすすめする流れは

①牌効率を勉強し、先制リーチを打てるようにする

②役牌やタンヤオホンイツなどを鳴く条件をマスターする

③まっすぐ聴牌に行かず、良形や打点を作る「遠回りの手組」を学習する

だと思います。

上記で紹介した本でこういった内容に触れられますので、良ければ読んでみていただければ。

 

守備

前回の記事でも挙げた通り、ぼく自身は「リーチに対してオリる」を取り入れるようになって放銃率を下げることができました。逆に、今でも鳴きへのケアは甘く痛い目にあいますし、ダマテンへのケアは全くできていません。

それでもかなり守備力は上がったほうだと思っていますので、以下の内容に注意して勉強していけば人並みにはなれると思います。

 

①リーチに対してはベタオリできる

②鳴かれた手が高いかどうか気を付ける

 

②の高い手は「使いやすい(役牌やタンヤオになりやすい)ドラを含む鳴き」「ホンイツっぽい捨て牌」あたりの警戒を最低限出来れば痛い目を見ないはずです。

 

ただ、麻雀というゲームの構造上初めに和了した人しか加点できない以上、「(先制)攻撃は最大の防御」といえるはずです。

なので、守備の前にまずは先制攻撃の手組をマスターするのが優先かなと思います。

 

押し引き

リーチが入ったときに自分が聴牌なら押し、イーシャンテン以下ならオリ。

期待値的にこれが基本的で簡潔な判断基準のようです。

麻雀を始めてすぐはオリるのは面白くないですが、これをするだけで全然違います。(体験談)

 

メンタル

「流れ」はたぶんないですが、「人間の感情によって生まれる展開」はあると思います。

 

例えば東場で全く上がれず、ポイントもじりじり削られて4位。「このあたりで一発高い手をアガって上位に食い込みたい…!」と思ったことは誰だってあるはずです。
その時の思考には「高い手を作りたい→遠い手役を狙ってしまう」「加点したい→他者のリーチや鳴きにオリられない」というバイアスがかかってしまい、結果放銃してラス率を高める結果になることもあるでしょう。

また、連続で3位・4位を何度か取った後の半荘でも上と同じような思考になってしまい、ますます悪循環を招くこともあるでしょう。

 

逆に、調子よくアガれていてポイントを持っている、または直近数戦の順位がいいときは、「他者からの攻撃→自分が直撃を食らわなければ大丈夫だしオリよう/満貫直撃食らっても大丈夫だし多少は前に出よう」というように自分に選択肢が生まれるため、非常に”健全な”思考で麻雀を打つことができます。

 

そういった「展開」に影響されないように麻雀を打つのは”人として”難しいですが、気持ちの整理や切り替えをする方法を持ってプレイすることで、結果的に段位や成績を上げる一助になると思います。

 

以上。今回はあたりさわりのない内容を書きました。

自分自身についてはまた次回。変わった育ち方をしたが故に真似しないほうがいいことをいっぱいしているので、そういった内容は今度にしましょう。

では。