ウンゴロー!
今回は個人的には思い入れのあるデッキ*1、悪魔Zooの新型を今日一日回していたのでそれを紹介したいと思います。
デッキリスト・戦績
悪魔シナジーを軸にしたZooです。
個人的な今環境に対する考えをぎっしり詰め込んだ型です。
戦績は22-18(55%)ですが、最大9連勝して一時期は14-6(70%)の勝率をたたき出していました。
概要
今の環境で生き残るために、テンポアグロ系統*2のデッキにはこういった要素が求められると考えています。
・序盤のぶん回り
・相手のぶん回りに対するメタ行動
・飛び道具によるダメージ
これらの要素を満たせるように考えたオリジナルデッキです。
これらへのこのデッキでの解答としては、
・序盤のぶん回り→低コス悪魔+悪魔用の高スペックbuff、獰猛なヒナ/プテロダックスといった中盤の圧力
・相手のぶん回りに対するメタ行動→カニ2種
・飛び道具によるダメージ→魂の炎、リロイ、(間接的にだが)buffスペル
となっています。
また、ディスカードシナジーを採用しないことで、手札が尽きて即終わりといったパターンも減りました。*3
あと、ウォーロックが環境にいないので何かしらデッキを作れないだろうかと思ったのも理由の一つです。
各カードの解説
・飢えたカニ、ゴラッカ・クローラー
それぞれパラディン・海賊ウォリアー/ローグメタになっています。
Zooでは低コスミニオンとしてカウントしてもぎりぎり許されるのが優秀かなと思います。
・アージェントの従騎士
1コスが足りなかったので。計9枚体制にしています。ただ、ファイアフライのが良かったかもしれません。
・イカレた錬金術師
挑発ウォリアーやコントロールメイジへの対策として。ただ、相手の尻でっかちなミニオンに当てて普通にトレード性能を上げるといった使い方がメインでした。
・悪魔の火、ブラッドフューリー・ポーション
序盤のぶん回り要素。1コス悪魔→これらとつなぐとボードが取れる。
これをするためだけにこのデッキを作ったまである。
ただ、悪魔が6枚と少ないので、ポーションは1枚にしてもいい気はする。
悪魔の火は2コス2点スペルとして除去に使うこともちらほら。
・獰猛なヒナ
通ればそれだけで勝てる可能性があるカード。2枚にしてよかった。
・4コスミニオン
6枚と結構多くなっています。ディスカードが少ないが故に許された構築ですね。
定番のアルガス、悪魔シナジー関連でのクリスタルウィーバー、そしてウンゴロで追加された大食のプテロダックスになっています。
ただ、プテロダックスは勝ち筋になりえたけどこれで勝ったという試合はおそらく1,2試合あったかどうかくらいでした。buffで縦に伸ばすこのデッキとは相性が悪かったというのもあると思います。
・ドゥームガード(不採用)
このデッキはbuffスペルを使うという性質上、手札を捨てたくないです。
また逆にこのカード自体がもともとスタッツが高く、buffスペルを打つ対象としてもそれほど適切ではないという理由から、悪魔は序盤の数枚に絞りました。
マリガン・各マッチアップ概要
基本は1コス1枚以上キープ。キープできた場合に限って悪魔の火もキープする。
後攻時に議員、ヒナ、ポーションを追加でキープすることもある。
ドルイド
マリガン→1コス、ゴラッカ・クローラー、悪魔の火
とにかくbuffを乗せられる前にボードを抑える。先に展開したほうの勝ち。
ハンター
マリガン→1コス
猫→レイザーモーをされないように願う。獣はきっちり処理する。
位しか書くことがない。
メイジ
マリガン→1コス、錬金術師
作ったボードをノヴァセイヤーで終わらせられるのが不快なのでそれだけのために錬金術師を入れた。
あとこのマッチはヒロパで処理されやすい1/1をプテロダックスに食わせて起動したい。
プリースト
マリガン→1コス、錬金術師
相手の光熱のエレメンタル、サイレンスがらみの動きであっさりKOされやすいので結構困る。それをされないように願いつつbuffを活かしてボードを作り、打点を出して削る。
ローグ
マリガン→1コス、ゴラッカ・クローラー
前ほど楽な相手ではなくなってる。
序盤から点を出せれば勝てるけど、グレイシャル・シャードを出し入れされて時間を稼がれたり、buffを乗せた悪魔やプテロダックスをヴァイルスパイン・スレイヤーのコンボで破壊されたりしてめちゃくちゃされて負けまくった。
なんかすごい不毛なマッチって感想
シャーマン
マリガン→普通
1回しか当たってないことに驚いた。当たったのはエレシャだったけど、Buffを活かして序盤から打点を出していって勝った記憶。AoE1枚で壊滅しないボードを作るのを意識して押し付けていけばOK。
ウォーロック
当たってないので不明。
ウォリアー
マリガン→1コス、ゴラッカ・クローラー
海賊には1コスから動いてボードを抑え、アルガスで蓋をすればOK。
挑発はダイアウルフやbuffでボードを維持しながら乗り越えていけば勝てるのでいうほど不利じゃない。
戦績を見るとかなり勝ててる。
差し替え
・アージェントの従騎士
ファイアフライのほうがリソースを残しながら戦うというこのデッキのスタンスにはあっているかも。
・大食のプテロダックス
食わせる対象が少なかったので。
スペルブレイカーなどのサイレンスや、ヒナの2枚目にするのが丸いか。
それぞれ減らしてもいいかもという程度で、十分2枚目も活躍していたから差し替えなくてもいい。他に入れたいカードが増えたらこのあたりから減らしていくことになりそうっていうやつ。
・生の苦悩
初期型には1枚挿してあった。実際ドルやハンター、ローグ相手にあったらよかったなあと思うこともあったので再投入候補。
まとめ
序盤から横に広げていくデッキとしてはアグロドルイドが主流ですが、このデッキはそれに勝っている点はヒーローパワーの強さでしょうか。爆発力は向こうのが上ですが継戦力ではこちらのほうが上なので、そこで差別化はできているといえるでしょう。
このデッキは自分なりに今の環境を考えた上でその理論を試そうと作成しました。
実際途中ではかなり連勝することもできたのできっちりとかみ合った時のデッキパワーは証明できたように思います。その反面、buffが固まって何もできずに負けたこともあり、やはり多少ピーキーさが目立ったデッキとも言えます。それくらいしないと今は戦えないというのがZooの、ひいてはウォーロックの現環境での立ち位置ということなのでしょう。
おまけ
はいっ!!!! pic.twitter.com/sNdvCm8j09
Zoo使ってたらウォロクエ当たりました。(やるとは言っていない)