moonyan’s blog

カードゲーマーだった人間らしきものの雑記。最近は麻雀・Football Manager・パワプロ・プロスピなど。

新環境に備えて その1 nerf、スタン落ちに関して

昨夜3時(日本時間)、新しいスタンダード環境についての情報が解禁されました。

ということらしい。

また、2種類のカードがnerfされることも決定したよう。

これを受けて、ぼくは新環境に目がないので2か月も先の話なのに新環境について考えちゃおうというあれなのだ。

 

 

 

カードnerf

今回nerfされるのは2種類。

<ちんけなバッカニーア>1/1/2→1/1/1に調整

現環境で隆盛を誇っている海賊系統のデッキのうち、特に火力が高くなぜか耐久もあったカードの調整。

パッチーズよりこっちが悪いとまで言われていたし、これは妥当な調整だと思う。

 

<精霊の爪>1コスから2コスへ調整

およびどの型のシャーマンでも見る機会の多い1コスの武器が2コスに。

実装前はそこまで評価が高くはなかったような気がするが、実装後にヒーローパワーとの異様なかみ合いおよび1コスで最大9点出るというカードパワーでずっと高評価を得続けているカード。

もちろんこのカードは強いんだが、他にもシャーマンにはパワーカード(メイルシュトロームのポータルetc.)があったのでこれをnerfするというのはあまり考えていなかった。

実際どうなのかはわからないが、パワーカードだったのは確かなのでnerfされて然るべき、ということなのだろう。

 

今回のnerfで懸念しているのは、海賊系統のデッキの弱体化→アグロ弱体化=レノの相対強化でレノ、コントロールゲーになってしまわないかということだ。

実際あと2か月でスタン落ちするとはいえ、その間はバランスが取れた世界になるのだろうか?ちょっと不安。

 

クラシックパックからのスタン落ち

以前から言われていたが、ブリザードはデッキに無条件で入る(様々なデッキに高確率で採用される)ようなカード、またOTKにつながるようなカードを忌避し、デッキビルドの停滞を嫌う傾向にあるようだ。

今回クラシックからスタン落ちが決定したカードに関しては、ニュートラルの3種は本当にどんなヒーローでも、ミッド~コントロールではかなりの割合で採用されていたので、その停滞を打破したいという意図を感じられる。

また、クラスカードに関しては凄まじき力、アイスランスに関してはOTKコンボのパーツとして軽いこと、また昔からあるフリーズメイジやZooといったデッキにも変革を求めているのだと思う。隠蔽はローグの競売人etc.とのコンボが十分オーバーパワーだということ、1ターン直接場に触れないことが想定外のコンボにつながることを懸念してのスタン落ちだと思われる。

初めに言った通り新しい環境で新しい発想を求められるのはとても好きで、カードゲームの醍醐味だと思うので、カードプールの変化を通じて環境を変革し続けようというブリザードの姿勢には賛成。

また、今回クラシックからスタン落ちするカードに関してはカードを砕かずにダストでの返還があるということで、ケアもばっちりである。*1

 

スタン落ちエキスパンション

いよいよ本題である。今回のスタンダード落ちで使えなくなるエキスパンションは以下3つ

・ブラック・ロック・マウンテン(BRM)

・グランド・トーナメント(TGT)

・探検同盟(LoE)

 

今回落ちるカードの印象としては、デッキの核となるカードが相当数落ち、新しいデッキタイプを模索することになりそうだなと思う。

以下、それぞれのエキスパンションから落ちる主要なカードを上げてみる。(個人的判断なのでこれが抜けてるぞ!とかあったら教えてください)

 

・BRM

ぐったりガブ呑み亭の常連

ソーリサン皇帝

速射の一矢

インプ・ギャングのボス

チビ・トワイライトドラゴン

フレイムウェイカー

悪魔の憤怒

ブラックウィングの変性者

ドラコニッド・クラッシャー

しめやかな通夜

 

・TGT

火炎ジャグラー

アージェントの騎兵

スナック売り

トワイライトの守護者

ジャスティサー・トゥルーハート

スペルスリンガー

魔力の炸裂

王のエレク

クマの罠

ドレッドスケイル

マーロック騎士

アージェント・ランス

謎めいた挑戦者

強打

アレクストラーザの勇者

ヴァリアン・リン

生きている根

サーベルのドルイド

ダーナサスの志願兵

野蛮な闘士

マルチ

アヴィアナ

祖霊の知識

トーテム・ゴーレム

サンダー・ブラフの勇士

精霊崩壊

瞬間回復

ワームレストのエージェント

土蜘蛛

 

・LoE

忘れられた松明

レノ・ジャクソン

闇の売人

トンネル・トログ

イセリアルの召術師

掘り起こされたラプター

獰猛なサル

掘り出されし邪悪

ブラン・ブロンズビアード

ウルダマンの番人

巨大ガマ

七つの鯛罪

ジャングル・ムーンキン

サー・フィンレー・マルグルトン

埋葬

ワタリガラスの偶像

博物館のキュレーター

砂漠のラクダ

大怪盗ラファーム

エリーズ・スターシーカー

墓荒らし

 

案の定、結構落ちますね。まあ全カード中3割くらい落ちるし、当然かも。

コンボに関わるカードやデッキの動きを補助するカードも結構落ちるし、デッキ構築が大変そうだ。

 

今回はここまで。

その2では各ヒーローのデッキにスポットライトを当てて見てみたいと思う。

*1:サンキューブリザード