moonyan’s blog

HS、SVについてなんやかんや書く。

デッキリストの美しさとは?

リストがきれいとか汚いとかTwitterで眺めていると見かけることがあるのですが、果たしてきれいなリスト、汚いリストとは何なんでしょうか?

個人的な意見になりますがそれに関してつらつらと書いてみようと思います。

 

 

個人的な考えとしては、きれい/汚いの基準はデッキのタイプによると思っています。

アグロデッキであれば極力カードの種類が少なく、極論2枚×15種類の30枚体制が一番洗練された形なのかもしれません。

理由としては、アグロデッキというのは自分の勝ち筋を押し通して自分がやられるよりも先に相手をやるというデッキなので、勝ち筋だけを厳選したデッキこそ自分のやりたいことがはっきりしている、よって美しいということなのかもしれません。

例としては以下のようなデッキでしょうか。(あえて極端に作っています)

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こういったアグロ系統のデッキはカードの種類を絞り込むことで理想の動きをすることに注力しているという意味で美しいデッキという印象を与えるのだと思います。

 

 

それに対してミッドレンジ/コントロールデッキでは自分の動きを押し付けるだけでなく、時代に合わせて適切なカードを取捨選択して入れていくことが必要とされます。その分、カードの種類は増えるだろうとは思いますが、それが環境にきっちりと適応していれば美しいリストたり得るのだと思います。

 

例えば、今流行っているミッドレンジパラディンは、最初はマーロックを最低限採用したデッキでした。

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ここから、まずはマーロック同士の優秀なシナジーを利用して攻撃力を高めた形に派生しました。

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ですがマーロックという種族が暴れすぎて、<飢えたカニ>というメタカードが幅を利かせ始めます。そうすると今度はマーロックを採用せず、遅めに調整したミッドレンジ(コントロールともいえる)パラディンが完成します。

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最後のデッキなんかは、<暴走コドー>(六丸や終末預言者メタ)、<ドブネズミ>(クエストローグ、各種コントロールデッキメタ)、<ゴラッカ・クローラー>(海賊メタ)、<禁じられし癒し>(バーンメイジメタ)と、いろんなデッキへの対策を入れながらもデッキ全体としては非常にまとまった印象を受けます。

それはすべてのカードに「役割」があるからなのではないでしょうか。こうしたデッキの美しさもあるでしょう。

 

ミッドレンジ/コントロールデッキに限っては種類が少ないことが美しいのではなく、デッキ、環境に合わせて考え抜かれたカードの採用がされていれば美しいと感じられると思います。

 

 

逆に、汚いリストと感じるようなものはどんなものなのでしょうか?

汚いと思いがちなのは、「テンプレと大きく外れている」リストなのではないでしょうか。ある程度研究が進んだデッキともなると、デッキのコア部分がだいたい決まってきます。ものによっては25枚弱まで決まるようなこともあります。そんなときにそのコアの部分にあるカードが欠けていたり、誰も使っていないようなカードが入ったリストを見たりすると「汚い」という認識になってしまうのではないでしょうか。

 

僕はテンプレをあえて無視するようなデッキを作ることが多いです。理由としては自分で考えて作ったリストのほうがテンプレと言われるリストよりも回しやすいからです。もちろんデッキパワーでは劣っていることが多いですが、それでも自分の手癖にあったデッキのほうが自分で回していて違和感がないです。

ただそういった自作のリストは、往々にして「その人の癖」が出ます。例えば僕が作ったデッキはお遊びで挿したピン刺しのカードがあったり、2種類のコンセプトを無理やり詰め込んだ結果ちぐはぐになっていたりします。それでも自分なりには考えたリストなのです。ただ、やっぱり世間一般的には「汚い」リストとなるでしょう。

 

 

結局きれいか汚いかはそのリストを見る人の感性によります。汚いと思っていても実は作った人の中では筋の通ったデッキということもあるものです。僕は自分の癖や完成に合わないリストは首をかしげてプレイして確かめもせずに流してしまうことも多々あります。

デッキリストがきれいか汚いかよりも、そのデッキの意図する部分を汲むことができるプレイヤーになりたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

舞台裏

もとはミッドレンジハンター→ハイブリッドハンターと変遷していった、ハンターのデッキの美しさについて書こうと思ったけどいつの間にかこんな文章になっていたので次回リベンジしたいと思いますまる